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2008.01.20

ベンツの工夫 その12:グリップ型ドア・ノブ

Image011_2 メルセデスに限ったことではないのですが、メルセデスを始めとする欧州車は、昔からドア・ノブがグリップタイプのものが多いですね。今や国産車でもかなり増えてきましたが、日本車やおしゃれなイタリア車は、まだ指先で押し上げるフラップ型を採用しているものが多いように思います。
 さきほどメルセデスのオフィシャルサイトを見ていたら、Eクラスはもちろんのこと、エレガントなCLSクラスや、スポーツカーのSLクラスでさえも全てグリップタイプのドア・ノブでした。

 日本車ではこのタイプがほとんど普及してなかった頃、メルセデスが、このタイプにこだわる理由を何年か前にどこかで読んだことがあって、そのときその理由に大変感心して、その頃からメルセデスにいつかは乗ってみたいと思っていました。
 まぁ、とはいってもシトロエンXmもこのタイプですので、メルセデスに乗る前から、このタイプに乗っていたのですが、確かに開けやすいです。指でひっかけて開くタイプは、急いであけるときに指が滑ってフラップが上がりきらず、そのとき指先も痛かったりするのですが、グリップタイプはそんなことはなく、少ない力で確実に開きます。
 これが事故のとき、救出作業をする人にとって確実にドアを開けるのに役立つということを知ったときは、本当に感心したものです。重大事故のとき一刻を争う状況において、変形して開けにくいドアに手をかけ、力いっぱい引っ張るときに、ノブがフラップでは力が入らない。確実に力が入る形状は?
 そんなことまで考えて車を設計しているのか!今では半ば常識的になっていることかもしれませんが、見た目のエレガントさ重視、かっこよさ重視の商品に慣れていた、そしてそれが大事だとさえ思っていた私には目から鱗が落ちた思いでした。
 何十年も前からこのタイプを一貫して迷うことなく採用しているそのメーカーとしての精神に、今でもドアを開けるたびに思い出し、メルセデスにして良かったと、心から満足感を覚えるのです。メルセデスに乗ることは、まさしくメルセデスの思想に乗ることだと思います。

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