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2008.02.25

ベンツの工夫 その13:解除できる自動ドアロック

Image012 ネタ切れ気味のこのコーナーですが、毎日来てくださる方々がたくさんいらっしゃるので、何か書かなきゃーと、日々プレッシャーにさいなまされています。

 さて、今回はドアロックです。Cのドア・ロックは、車速が15km/h以上になると自動的に全てのドアとトランクがロックされるオートマチック・ドア・ロック・システムが装備されています。
私はこれが嫌いで、購入当初は「ベンツのくせになんでこんな余計なものつけてやがるんだ?大体、あんたが、これはいかんと言い出したんじゃねーのか?」なんて思ってたんです。
 でも、私は、シトロエンにずっと乗ってますが、国産車から乗り換えたときには「ドアロックがオートじゃねーや、貧乏くせーなぁー」なんて思ってたんです、実は。
 そんな私が「ドア・ロックが自動でされると事故が起きた時に危ない」って話を聞いたときです。「え?ドアってロックされてないと、事故のときドアが開いたりして危ないんじゃないの?ドア・ロックはそれを防ぐものなんじゃ・・・?」ってずーっと信じてたんですね。
 ドアロックって、単にドア・ノブを引いてもドアが開かないようにロックするだけの機構であり、決して事故の衝撃のときにドアを開かないようにしっかりとロックするものではない、ってことを知ったときなんです。むしろ、事故時に外からドアが開けられなくなるので、中の乗員の救出が遅れるってことを、知ったときは驚いたものです。
 それから、シトロエンを始めとするヨーロッパ車に試乗も含めてたくさん乗りましたが、みんなオートじゃなかった。当時の国産中級車以上には(今もかもしれませんが)、オートが常識でワンランク上かのごとく高級な装備としていたのに、車発祥の地の自動車は、ひとつもオートがなかった理由がわかったんです。ですから、Cを買ったとき、冒頭のような落胆を覚えたんですね。
 でもメルセデスはアメリカ市場でたくさん売ってます。最大の市場なんでしょうね。だから、かの地の治安を考えると、信号待ちで強盗されような国ですから、オートマチック・ドア・ロック・システムはやはり必要なんでしょうね。

Image013_2  しかし、私にとっては不要です。停車してドアを開けようとするとき、いちいちロックを解除するのが面倒です。それになにより、事故のときのことが心配です。取説を読むと、「事故などで、車に一定の衝撃が加わると、全てのドアが自動的に解錠されます」とありますから、この点はさすがにメルセデスです。
 でも、私は自動ってものは信じてません。どんなことがあって、自動的に解錠されるなんてことはありえないって思うんです。
 で、そんな疑い深いオーナーに対する手当ても抜かりありません。このオートを解除できるようになっているんですね、Cは。イグニッション・キーをON(メルセデスでいうところの2)の位置にして、ドアロックスイッチの下側を約6秒押し続けると解除されると、取説に書いてあります。元に戻すには同様に上側を6秒。もちろん私は解除してあります。
 たまに友人の国産車に乗ると、ドア・ロックがオートにかかって、走ってる最中自分の席のだけ、引っ張ってロックを外しても、すぐにまた、ガシャン!ってかかっちゃうんですね。すごく嫌です、私はあれが。選択肢がない。

 こういうオーナーに選択肢を用意するって、すごく欧米らしい考え方だと思います。欧米で食事をすると、たとえファーストフードでも、中に何を入れる?肉の種類は?焼き方は?野菜は?っていちいち全部聞かれます。それって日本人の「なんとかセット」の感覚とは絶対違う。
 ドアロック一つにも、複数の選択肢を与える・・・。こんなところにも、私はメルセデスに感心してしまうのです。

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