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2008.08.01

エアコン・マイクロフィルターの清掃

私はメーカーに勤めています。数年に1回ほど、応援でラインに入ることがありますが、私のような普段机に座ってる人間が、いきなりラインに入ってできる仕事など、実際にはほとんどありません。どんな簡単そうに見える作業でも、それなりの難しさ、作業のポイントがあります。今回の作業もそのことを思い出させるものでした。
そこで、私のような鈍くっさい人間でも、ポイントがわかれば簡単に作業ができますので、そこを明確に書いた記事にしたいと思います。
なぁーんて、大袈裟に書きましたけど、そんなご大層なポイントやなくって、プロから見ればきっと当たり前のポイントなんですけどね

さて、今回のお題は、エアコンのマイクロフィルターの清掃です。W202には、エアコンにマイクロフィルターが取り付けられていて、粉塵や花粉などを除去した後のクリーンなエアを室内に送り込みます。
90年代後半以降に発表されたヨーロッパ車には、このマイクロフィルターがついたものが多いですよね。日本車でも、ここ数年の間に装着車が増えてきたように思います。

で、このフィルターが詰まると風量が衰えたり、結果冷えにくくなったり、ファンの音が大きくなったりするということを以前から聞いていたので、特に今、顕著な問題が出ていませんが、どの程度汚れているのか知りたくて、位置をmatsuさんらに教えていただいたこともあって、外してみることにしました。

【準備物】
これらが必要な理由は本文中で述べます。

・プラスドライバー
・懐中電灯
・雑誌数冊
・掃除機
05130001

マイクロフィルターは助手席グローブボックス下の中にあります。取り外すには、まずグローブボックス下のパネルを外します。写真で見えている。3本のねじを外せば、パネルは外れます。これは普通のプラスドライバーなので、特別な工具はいりません。しかし、ねじを外すには暗いし狭いし、地面に膝をつかないといけないし、作業が案外しにくいです。
★ポイント1
シートを最も後ろまで下げておく。
これで、作業スペースが確保できます。
当たり前なんですけど、私は外してる途中で気づきましたcoldsweats01
★ポイント2
助手席ドアを開けたすぐ下の地面に雑誌を数冊敷いておく。
地面に膝をつかないと作業できないのですが、ジーンズ履いていても痛い。新聞紙を敷いたりしてたんですが、雑誌のような厚みがあるものの方が効果的。
余談ですが、今回の作業で一番左のねじが外れていることに気づきました。探しましたがどこにもないbearing同じサイズのやつ買ってこなきゃ・・・

05130002_2 ねじが外れたら、パネルを外します。が、しかーし!どっか奥のほうが引っかかってうまくはずれません。
★ポイント3
上の写真にあるエア吹き出し口に、パネル端が少し引っかかっていますので、写真のように斜めに手前に回転させるように引っ張りだし、外します。
05130024_2 パネルを外すと、右奥の方にこんなのが見えます。この中にフィルターが入っています。
外すには、左右に見えている黒いパーツをスライドさせて、外します。しかし、これが少し硬いというか、どっちにずらしていいかもよくわからず、強引にずらしたら、いきなり飛ぶように外れて、よくみたらパーツが真ん中で少し折れ曲がってしまいました。
★ポイント4
パーツは中心方向にスライドさせる。このとき、ゆっくりとしかし少し強めに力をかける。
05130003 パーツが外れた状態です。今度は黒の長方形のカバーを外します。これはまっすぐ下に引っ張り下げるようにします。
05130004

カバーを外した途端、パラパラーっと埃やら枯葉やらが落ちてきました。ん?なんじゃーー??

05130005 こんな風に結構たくさん落ちてきてます。
05130008 カバーの内側も結構埃やら枯葉の切れ端やらが溜まってます。
05130010 カバーを外したので、フィルターの底部が見えます。グレーのやつです。
端っこを持って、ゆっくりと鉛直方向に引き出します。
05130011 見えてきました。
しかーし!フロアマットに引っかかってこれ以上引き出せません!そこで一旦、押し戻して、フロアマットを外に出しました。
★ポイント5
フロアマットはあらかじめ取り外しておいてから作業に入る。
05130012 フロアマットを外してもまだ干渉して引き出せません。しかたがないので、フロア・カーペットをはがして取り出しました。カーペットは接着されているわけではないので、引っ張るだけではがれます。
★ポイント6
フィルターは、写真のように斜めに回転させて、取り出す。そうしないと右下角がエア吹き出し口に干渉して取り出せません。
05130013 これがフィルター本体です。
黒く汚れていますが、まっ黒っていうほどでもありませんでした。
05130014 05130015しかし、よくみると、隙間に枯葉が詰まってます!
05130018  フィルターのフィンの間を開けてみると、枯葉や埃だらけ!
フィルターってすぐに汚れるし、いろんなものが詰まっているっていう話はシトロエンXantiaに乗っているときから聞いていて、実感していたんですけれど、うちのCはまだ3万キロ弱しか乗ってないし、木の下に置いているわけでもなし、田舎だから大気もそんな汚れてないし、きっとまだ綺麗だろうと思っていたのが大間違いでした。
05130020 それらを全て取り出してみるとこんなに大量に枯葉と埃が詰まってました。
掃除機で細かな埃も吸い出したほうがいいのかもしれませんが、フィルターを交換したほうがいいと判断して、今回は大きなごみだけを除去。
05130019 裏は真っ白なんですよねぇ。
05130023 カバーも綺麗に水で洗って、逆の手順で元に戻します。
しかーし!スライドさせた黒の留めパーツが、暗いのでライトで照らしながら作業してもうまくはまりません。
★ポイント7
写真のように、カバーに最初から黒の留めパーツをつけておいて、元に戻す。こうすることで、比較的簡単に元の位置に戻すことができました。実際には、それでも、少し手間取ったんですけどね。スライドさせるときに、本体側の爪にうまく黒パーツがひっかからないんです。これはライトで照らしながら、目で見る作業が大切ですね。

ということで、こんな簡単な作業でも15分以上もかかってしまいました。
ヤフオクでフィルターを調べると、活性炭入りと無しがあって、入りは4,850円、無しは約3,444円でした。送料も考えると純正の方が安いのかなぁ。純正の価格、御存知の方がいらっしゃったらぜひ、教えてください。

で、清掃の効果のほどは?というと、もともと顕著な問題もなかったせいもあって、心なしかエアが吹き出す音が小さくなった?っていう程度でしたcoldsweats01

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