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2016.05.04

ベンツ Eクラス ライセンス・ナンバー灯のLED化(C207,W212)

2009年型メルセデス・ベンツ Eクラスクーペ(C207)のライセンスナンバー灯のLED化のレポートです。W212も共通作業となります。

W202,W203とリアのライセンス・ナンバー灯をLED化してきましたが、C207,W212のEクラスの場合、作業方法がまったく違っています。
外からレンズを外して中の電球をLEDに交換するだけというようなものでなかったので、作業方法がわからず、自分でチャレンジしたのですが途中で断念していました。ネットを探しても有用な情報がなく、諦めかけていました。そんなとき、海外のYouTube動画を発見し、ヒントが得られたので、作業に再チャレンジし、成功したのでレポートします。

LED化したW212,C207ライセンス灯

【予習】
ずっと交換方法がわからなかったのですが、あるとき、YouTubeでSクラス(W221)ですが、交換手順を掲載している海外動画があったので、これをヒントに交換できる確信を持ちました。ガーニッシュとその裏側がC207/W221とそっくりだからです。同じ構造に違いない。

【LEDの入手】
LEDライセンスナンバー灯を入手するのは、ヤフオクなどで、2500円~からいくらでもありますので、入手は簡単です。私は、
「送料200円ベンツ W212 18連LEDライセンスランプ ナンバー灯 E300」を即決2500円を選びました。もっと高いものもありますがそのほとんどが、この商品と同一のように見えましたので、送料も安いこれにしました。

CIMG2056 届いてみると、予想外にきちんとした箱に入っています。
CIMG2057 この手の商品では無印のそっけない箱か、箱すらないことが多いのに、ラベルもちゃんとついてます。
CIMG2058 中の包材設計も一応ちゃんとしてます。
CIMG2059 LEDが横6列縦3列のスクエア配置
CIMG2063 レンズもついてて、ナンバープレート側を照らすような角度もついてます。
CIMG2061 裏は、このように電球互換のソケット

【交換手順】

CIMG2064 ナンバー灯は、このように外からはボルト類がなく取り外すことができません。
CIMG1536 交換するには、この黒いパネルを外さないとならないようです。外すためにはトランクの内張りをはがすことがまず必要になります。
CIMG1535 トランクを開けて、内張りなどを外していきます。
CIMG2066 まず、三角表示板を外します。
CIMG2067 外したら、こんどは三角表示板ホルダーを外します。外すには、青丸部を上下につまんでひっぱります。
CIMG2068 ツメが折れやすいので注意します。私はひとつ折れてしまいました。
CIMG2069 ホルダーも外れました。
次に黒いユニットを外します。
外すには、青丸のボルト4本と白丸のピン3本を外します。
CIMG2070 まず、白丸のピンを3本抜きます。
CIMG2071 この白丸ピンは、指で簡単に抜けます。
CIMG2072 ピンはプラスティックのピントその抜け留めのピンの2重になっています。平たい方からではなく、上側のほうを先に抜きます。抜けにくいときはマイナスドライバですこしこじると簡単に抜けます。
CIMG1564_cr このピンは、ボルトの方を挿し込むと、抜け留めの方の裾が広がって抜けないようになる仕組みです。なので、ピンから抜かず、平たい抜け留めのほうから一度に抜こうとすると固くて抜けにくいです。ピンから抜きましょう。
CIMG2127 ピンから先に抜きます。
CIMG2126 その後、平たい抜け留めを抜きます。
CIMG2073 次に、青丸ボルトを4本外します。
CIMG1540 これはT20トルクスねじなので、トルクスビットを使います。
CIMG1541 ホームセンターで1000円程度で売っているトルクスビットと小型ラチェットのセットなんかで十分です。
CIMG2079 黒ユニットが外れてきました。電球のケーブルが刺さっているので、ソケットを90度回転させて、抜きます。
CIMG2080 黒ユニットが外れました。
CIMG1545 次は、このトランクの取っ手を外さないといけないのですが、固くて外れません。
CIMG1544 中を覗いてみると、しっかりとトランクに噛んでいますので、押し出してみましたが無理でした。そこで先に内張りから外すことにしました。
CIMG2081 内張りが、トランク角にひっかかっているところを左右2箇所、指で外します。
CIMG2084 白丸部の6本のピンを指で抜いていきます。
CIMG2089 トランクのアーム・カバーにもピンがあるので、これも左右抜きます。
CIMG2090 アーム・カバーの途中に留めがあるので、これも外します。マイナスドライバーでゆっくりとツメをこじると外れます。ツメはこの写真の裏側にあります。
CIMG2092_cr アームカバーの根元、奥の方にも留めがあるのですが、これは外さずにアームカバーを奥にずらします。
CIMG2091 アーム・カバーの上側が内張りが入り込んでいるので、このツメが邪魔でカバーがずらしにくいのですが、このツメから内張りを抜いてから、カバーをずらします。
CIMG2093 アーム・カバーがずれました。
CIMG2094 ここまでくると、内張りが外れます。
CIMG2095 固かった取っ手も、簡単に外れました。
CIMG2099 完全に内張りを外します。
CIMG2098 トランクの裏側から、見てみます。青丸が、目的とするライセンスナンバー灯です。これを外します。
しかし、この方向からでは、抜けません。
CIMG1560 このまま黒いツメをつまんで外し上に引き上げたら抜けそうにも見えるんですが、実は無理なんです。この写真で透明の部分がトランクの外側に大して羽がついていて、その羽が引っかかって、トランク裏側からでは外れません。トランクの表側から抜かないとなりませんが、抜くには、少々難儀な作業が待ち受けてます。
CIMG1558 ここで見える黄色いものが、トランク表側から見たときの黒いパネルの裏にある留めで、これを叩いて外す?
前回はここまで作業して、この黄色の部分のたたき出し方がわからず、断念しました。
CIMG1561

この写真は、トランク裏側から見て右側になります。こっちは黄色いのが2本出ています。
さて、これです。冒頭のYouTubeでは、ドライバーの裏で叩きだせ、というようなことを解説してたので、やってみました。ドライバーの柄の先端で押してみたのですが、一向に引っ込みません。

CIMG2105 トランク側から見ると、今まで気づかなかったのですが、このように小さな穴がいくつか開いていて、ここに適当なものを挿し込んでこじ開けるような雰囲気です。そこで、細いドライバーをメッキを傷つけないように挿し込んでこじってみましたが、両側2点は少し緩むのですが、センター2点がどうしても出てきません。ということは、何か裏側で留まっている感じです。YouTubeではできた隙間に薄いプラスティック板をスライドさせて隙間を拡大させていましたが、センター2点をなんとかしないとそんなことはできそうにもありません。
CIMG2102 このあたりに何かヒントはないかと観察してみたのですが、特に何もありません。もう一度YouTubeをよく見てみると、え?違う??
どうもYouTubeのW221と私のC207では、この部分が違っています。
W221_cr YouTubeでは、このようにこの四角の部分が切れていて、ガーニッシュと一体になっていません。だからそのまま外れたんですね。どうやら、W221とは違って、C207/W212ではこの部分を留めている何かを探さないとならないようです。
CIMG2125 そこで、裏側をよく見ると、このような感じになっています。特に留めているようなものはなくて、諦めかけてたんですが、だめもとで黒い部分をゆすってみると、青矢印部分がぐらぐらするじゃないですか?え?もしかして、ここが外れる?いろいろ動かしてみて、青矢印部分両側を外側に開くようにしながら、引っ張ると外れました。
CIMG2104 外れるとこんな感じです。車両側から伸びるコネクタは抜いておきます。
CIMG2106 さて、これで黒いパネルが外れるかと思いきや、ナンバープレートが干渉して、外すことができません。ほんの少しのことなので、なんとか知恵の輪的に外れないかと試しましたがうまくいきません。もう少し粘ったらなんとかなったのかもしれませんが、ナンバープレートを外すことにしました。
CIMG2107 ただし、後で知ったのですが、厳密には、ナンバープレートを陸運局の決められた敷地以外で外すことは違法になります。なんらかの事情で、汚れたとか破損したとか、そういう理由のときに再封印してもらうことはできます。今回は、それを知らずに封印を破りました。破るには封印の上からプラスドライバーを強く押し込みそのままねじを回します。
CIMG2108 ナンバーを外すと、あっさりと黒のパネルが緩んで外れました。
CIMG2109 こんな感じです。
CIMG2110 センター部分を拡大するとこうなってます。
CIMG2112 黄色い部分はこうなってます。ここの部分は、摩擦力だけで留まってて、ほとんどは黒い部分の小さなツメで留まっていて、あとはセンターで固定している感じですね。
CIMG2113 黒いパネルが外れるとこういう感じになります。
CIMG2114 これが純正のナンバー灯です。裏から手を回し、裏の黒いツメを挟んで押し出します。
このあたりはYouTubeを見るとわかりやすい。
CIMG2117 外すとこういう感じです。レンズだけが外れます。
CIMG2116 電球がついているので引っ張って外します。
CIMG2119 電球を抜いたら、このソケットに、購入したLEDランプを挿し込みます。
でもこういうことであれば、何も黒パネルを外さなくてもこのソケット互換のT10LEDを差込み、レンズは純正のままにすれば、いいんじゃないかと思いました。レンズに干渉しないT10LEDを探したほうがいいのかもしれません。
CIMG2122 表側からLED灯を挿し込んだら、車両側に強く押し込むと、裏側でツメがかかって固定されます。
CIMG2120 点灯しました。バッチリ成功です。
ちなみに、ソケットに挿し込むとき180度回転させて、逆につけてもちゃんと点灯したので、極性フリーなようです。
CIMG2111 黒いパネルを戻していきますが、黄色だけでなく、黒いツメがあるので、車両側の穴とあわせます。
CIMG2123 黒いツメの穴です。
CIMG2128 ナンバーをつけて、再封印して、点灯テストです。
少し色温度が低く黄色っぽい感じもしますが、まぁ満足できる色合いです。
今回は再封印は、裏技を使いました。本来なら、「いたずらされた」「修理のため」などの理由で陸運局に申請し、再封印手続きをとるべきでしょう。手続き料は300円程度らしいです。


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コメント

>satoakiさん

お久しぶりです!
いつもコメントありがとうございます。

C63AMGですか!!!すごいですね。あれは音がすごいから、迫力あります。

satoakiさんの車は、そりゃキャンプ場では目立つでしょうねー。声かけられたりしませんか?

投稿: TOS | 2016.05.21 19:48

こんばんは。
お久しぶりです。
改造、改善がんばっておりますね。
拝見していて楽しくなります。

職場の転勤者(同期採用)がなんと、、、
C63AMG乗ってきました。
高額所得者か、、、お前は?同期です。
今度乗せてもらいます。いつになるか、、、。楽しみです。

我が愛車は、まだ健在です。
ワックスもかけず、現状維持です。
キャンプでは目立ちます。
では。


投稿: satoaki | 2016.05.18 19:08

>GPKさん

いつもコメントありがとうございます。
いえいえ、GPKさんの修理の工夫に比べたら、私の作業などは、単純なものです。それに、この程度のことは、もう廃車にしてしまったシトロエンXmでなれていますので、それほど苦痛には感じていません。
基本はなんというか、他人(=業者さん)にできることは自分でもできるはずだ、という単純な考えからなんですよね。
でも、作業してみて苦労しましたが、構造がわかるというのは、面白いなというのもあります。

投稿: TOS | 2016.05.06 14:56

こちらもご報告ありがとうございました。

いろいろご苦労様でした。
探究心に頭が下がります。

投稿: GPK | 2016.05.06 11:15

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